体験記

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東葛飾地区ソロコンテストに出場して…。

我孫子中バンド公式ブログ記事より:ちいさいサックス吹き 2009/02/02

 1月31日(土)に行われた東葛飾地区ソロコンテスト・サキソフォーン部門に出場してきました。

 31日までの練習はとても大変でした。
 まず、音を大きくすること。基礎練習を普段の倍にし、肺活量を高めました。息切れしてしまうほどロングトーンをしたり、他にも指が早く回るように音階の練習をしたりしました。
 音色をきれいにすること。いままでの音が出てればいいという考えは捨て、自分にあったリードをきちんと探し、音程のことをきちんと考え、あわない音はどのキーを押せば良いのか、口をどのようにすれば音程も合うし、きれいな音が出るかを追求し続けました。

 あと、ビブラートをきれいにかけること。いちおうかけることはできたけれどきれいにかけることができなかったので、メトロノームで何度も練習しました。なかなか、納得のいくビブラートがかけられなくてとても大変でした。
 あとは、曲の表現の仕方を考えること。「うたう」ということは、全く分かっていませんでした。楽譜に書いていなくても、強弱をつけたりしないといけないんだ。きちんと気持ちを曲にこめなくてはと思いました。曲について考えることはとても大切なんだと思いました。

 このような練習を続けていき、私の伴奏してくれる子と自分たちが納得いく音楽を目指し、練習をしていきました。先生のレッスンでも、注意されてばかりで本番まで間に合うか、心配になったりしました。でも、前日のレッスンで、うまくなった、と言われ、いままで大変だった練習の成果が出たんだなぁ、と思いました。自信がとってもつきました。
 あとは、大勢の人の前で演奏できるか。これが、一番心配でした。ソロコン当日に部員の皆さんの前で演奏する機会をつくっていただきました。そのことによって自信を持って、会場で演奏できるな、と思いました。

 当日。今までレッスンで言われたことなど忘れずに自信を持って演奏しました。結果はどうであれ自分は納得いく演奏ができたと、自信を持っていえました。
 結果は、優秀賞。こんな素晴らしい賞をこんな私がいただいてもいいのかと思ってしまいました。このような素晴らしい賞をいただけて、ご指導してくださった先生、練習を優先してくれたりなどしてくれた幹部の皆さん・部員の皆さんに心から感謝しています。
 この感謝の気持ちを忘れず、このソロコンで学んだことを活かしこれからも練習していきたいと思います。